雄の発育ステージの毛の配置

Setation of male immature stages

背面の毛の配置

上段左から,ケナガカブリダニ (Neoseiulus woemrsleyi )の幼虫 (larva),脱皮直前の幼虫 (larva -> 1st nymph),第1若虫 (1st nymph),脱皮直前の第1若虫 (1st -> 2nd nymph).下段左から第2若虫 (2nd nymph),脱皮直前の第2若虫 (2nd nymph -> adult),成虫 (adult)を示す.幼虫では,背板は形成されず,脚体部(前背板)の背毛(小文字表記)は生え,後胴体部(後背板)の背毛(大文字表記)は生えない.第1若虫になると薄い前背板が形成され、後背板が後胴体部の後方に狭く(不完全に)形成され,背毛が生えそろう.第2若虫になると後背板が拡大するが,前背板と完全には融合しない.成虫になると前背板と後背板が完全に融合し,1枚の背板になる.発育ステージによって背毛の位置が微妙に異なるが,背毛の配置では雌雄を識別できない.

Larva Larva --> 1st Nymph 1st Nymph 1st Nymph

2nd Nymph 2nd Nymph --> Adult Adult stage

 

腹面の毛の配置

上段左から,ケナガカブリダニ (Neoseiulus womersleyi )の幼虫 (larva),脱皮直前の幼虫 (larva -> 1st nymph),第1若虫 (1st nymph),脱皮直前の第1若虫 (1st -> 2nd nymph).下段左から第2若虫 (2nd nymph),脱皮直前の第2若虫 (2nd nymph -> adult),成虫 (adult)を示す.幼虫と第1若虫では胸板毛(ST1 - ST3),腹肛板前半の毛 (JV1, JV2, ZV2),肛門周辺の毛(PST, PA)が生える.第2若虫になると肛門周辺に肥厚板(肛板)が発達し,胸生殖板毛(ST4, ST5)が生えそろう.成虫になると胸生殖板が発達する.発育ステージによって背毛の位置が微妙に異なる.雄では,腹肛板周辺の毛のうち,ZV1, ZV3, JV4が生えないので,第2若虫で雌雄を識別できる.

Larva Larva --> 1st Nymph 1st Nymph 1st Nymph

2nd Nymph 2nd Nymph --> Adult Adult stage