準備するもの
・実体顕微鏡 :双眼で20倍程度の倍率まで拡大できるものが望ましい.
・スライドグラス :0.8mm〜1.0mmの厚さ,透過率のよいものが望ましい.
・カバーグラス :13mm角,15mm角,15mm丸,18mm丸などが望ましい.
・ホイヤー氏液 :バルサム瓶などに入れて使用する.
・絵筆 :毛先が揃っている油彩画用または水彩画用の絵筆
・柄付き針 :持ち手が使いやすいものを選ぶ.
・ピンセット :カバーグラスを扱いやすい,先端の鋭利なものが望ましい.
・マニキュア :無色透明・速乾性などのものが望ましい.
・エタノール用容器:マウント前に一時的に保存するためのエタノールを入れる容器(小型で浅いものが望ましい)
・ケント紙(黒) : 液浸標本の余分やエタノールを吸い取る.黒色のほうがダニがみやすい.
・ろ紙 : 柄付き針の先端につく余分なホイヤー氏液を拭き取る.
・ホットプレート :42〜45℃に設定できる恒温器でも良い.理化学機器がなければ,市販のホットプレートでも代用できる.市販のホットプレートの場合,棒温度計をプレートに乗せて温度を測定し,つまみを調整して使用する.
・マウント台 :作業中にスライドグラスを乗せるために使用する.必要ではないがあると便利である.たとえば,10x7.5cmに段ボールを切断し,4〜6枚を重ねて接着し,その上に,厚さ1mmのゴムシートを貼り付けたものが便利である.高さの異なるものを準備すると良い.
・マッペ :10枚または20枚のスライドグラスを乗せて運ぶトレーのようなもの.あると便利であるが,なくても良い.
更新 : 2015年9月3日