主要種識別の流れ

1.雌成虫を識別する

2.全体の印象

3.ムチカブリダニ亜科

4.ムチカブリダニ属①

5.カタセンカブリダニ属

6.ムチカブリダニ属②

7.全体的に毛が長い

8.全体的に毛が短い

9.毛が太い

10.あまり特徴がない

11.カタカブリダニ属

12.ナラビカブリダニ属

13.ウスカブリダニ属①

14.ウスカブリダニ属②

15.ウスカブリダニ属③

 

6.ムチカブリダニ属を識別する

特定の毛(Z5)が背板の幅よりも長い場合には,トウヨウ,ニセトウヨウ,ニセラーゴ,コクフの可能性がある.ただし,Z5が背板の幅よりも短い場合には,別のムチカブリダニ亜科を検討する.トウヨウとニセトウヨウはホームベース型,ニセラーゴとコクフは花瓶型の腹肛板をもつ.

 

 ① トウヨウカブリダニ

   腹肛板がホームベース型.第IV脚巨大毛の長さが,膝節>脛節>基跗節.

   周気管先端は背板前方でやや内側に曲がる.受精嚢頸部が小さい.

 ② ニセトウヨウカブリダニ

   腹肛板がホームベース型.第IV脚巨大毛の長さが,膝節>基跗節>脛節.

   周気管先端は背板前方でやや内側に曲がる.受精嚢頸部が大きい.

 

 ③ ニセラーゴカブリダニ

   腹肛板が花瓶型.第IV脚巨大毛の長さが,膝節>脛節>基跗節.

   周気管先端は背板前方でやや内側に曲がる.胸板後縁が凸状.

 ④ コクフカブリダニ

   腹肛板が花瓶型.第IV脚巨大毛の長さが,膝節>脛節>基跗節.

   周気管先端は背板前方で直線的に対向する.胸板後縁が直線的.